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キャリオプの業界研究⑧ コロナ禍でニーズ急増!通販・EC業界

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キャリオプの業界研究、8回目はウィズコロナの生活に欠かせないといっても過言ではない通販・EC業界について紹介します。

コロナ禍以降、飲食店や百貨店、専門ショップなどの実店舗販売が厳しくなるなかで、通信販売やネットショップは売上を伸ばしていました。 この業界には、どんな職種があるのでしょうか。直近のトレンドや将来性について、しっかりチェックしておきましょう。

通販・EC業界の歴史とトレンド

ECはエレクトロニック・コマースの略で、簡単にいうと「インターネットを通じた商品・サービスの売買全般」を指す言葉です。 日本で最初にEC市場が誕生したのは1993年で、2000年に入る頃から多くの企業がEC事業に参入するようになりました。

2011年頃から現在までは、スマホから利用する層の需要を中心に成長を続けており、近年はSNSを活用したマーケティングが重要視されています。 気になった商品をいつでもどこでも買えるため、インターネット広告やSNSによる口コミは効果的な宣伝ツールです。

コロナ禍で多くの業界が苦境に立たされるなか、ステイホームが追い風となってEC業界は売上げを伸ばしています。
一方で参入企業の多さから競争が激しくなっており、ネット上で取引可能という特徴を活かして海外からの需要を取り込もうとする動きもあります。

マーケティングや営業が特に大事な業界

どこの業界でも必ずといっていいほど重要な役目を担う営業職ですが、EC・通販業界の場合は商品・サービスの売り込みだけでなく、商品を紹介するメディアへのアピールも重要です。

営業と並んで重視されるのがマーケティング職。プロモーションがうまくいかずサイトへの集客に失敗したり、アクセスがあっても購入につながらなかったり、リピーターがつかなかったりというのはEC業界によくある悩みです。それらを解決できるかどうかは、マーケティング職の企画力・分析力にかかっています。

このほかには、在庫管理などの物流に関わる部分を担当するフルフィメント職、自社で商品を作っている会社なら商品企画・開発の仕事があります。潜在的なニーズがある企業や消費者をサイトに誘導するという仕事もあり、コールセンターのアウトバウンドの仕事もニーズが高まっています。

コロナ禍は、短期的な需要の増加だけでなく、これまでEC・通販業界をあまり利用していなかった消費者がその便利さに気づくきっかけになったといえます。購買力の高い中高年層の利用増加が見込まれており、通販・EC業界は安定的に成長を続けるでしょう。

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