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キャリオプの業界研究④ 接客経験が活かせる!コールセンター(アウトバウンド)
「キャリオプの業界研究」シリーズの4回めは、前回に引き続きコールセンター業界について解説します。初めて転職を考える方、業界未経験の方、正社員や派遣社員として働いたことがない方は、「インバウンド」「アウトバウンド」といわれてもピンとこないかもしれません。インバウンド編とセットで読めば、よりコールセンター業界への理解が深まりますので、まだ読んでいない方は前回の業界研究もチェックしてみてください。
アウトバウンドとは?
まずはあらためて、インバウンドとアウトバウンドの違いを押さえておきましょう。コールセンターといわれて最初に思い浮かぶのは、お客様からの質問に答えたり、クレームに対応したりする仕事でしょう。これらの「かかってくる電話に対応する仕事」がインバウンド。対するアウトバウンドは「自分から見込み顧客に電話をかける仕事」です。
例を挙げると、電話で営業するテレマーケティングや、商談のためのアポイントメントを取り付けるテレフォンアポインターなどがあります。話を聞いていただき、商品の購入や営業の場を設定するためには、商品・サービスの魅力と利用するメリットを理解してもらわなければなりません。
人と接するのが好きな人に向いている仕事
コールセンター業界の大手企業は、インバウンドとアウトバウンドを両方手掛けているケースもあります。しかし、働く側の視点から見れば両者は全く違う仕事。求人を羂索する際には、企業名や職種名だけでなく、業務の内容をしっかりチェックしましょう。アウトバウンドの仕事では、スムーズにコミュニケーションするだけではなく、営業や接客のスキルが必要になります。
逆にいえば、営業や接客の経験がある人にとって、アウトバウンドのお仕事はこれまでの経験を活かして働くことができます。スキルが活かせるとはいえ、突然の電話に対応してもらうところから始まるので、相手の警戒心を解かなくてはなりません。未経験からのスタートとなると、当初は戸惑いもあるかもしれませんが、コツをつかんでスムーズに案内できるようになれば、やりがいが感じられる仕事です。基本的なマニュアルがあるので、臨機応変に対応しなければならない営業はちょっと…という方でも、コールセンターのアウトバウンドなら活躍できる可能性があります。
今後、通信技術がさらに発達し、オンライン営業が主流になれば、アウトバウンド系のコールセンターで働いた経験を活かせる可能性が高まります。コールセンター業界は、2015年から2020年までの5年間は右肩上がりの成長を見せており、海外向けの事業を積極的に展開している企業もあります。「商品やサービスの魅力を伝えて、喜んでもらえる仕事にやりがいを感じられそう」という方は、アウトバウンドのお仕事を探してみてはいかがでしょうか。