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面接でよくある質問対策講座④ 「5年後にどのような仕事をしていたい?」
転職活動をする上でほぼ避けて通れないのが面接。本番で意外な質問をされて慌てないために、事前対策をしておいたほうがいいでしょう。
今回の面接対策講座で取り上げる質問は「5年後にどのような仕事をしていたい?」です。転職はゴールではなく新たなスタート、将来のキャリアについてしっかり考えて返答を用意しておきましょう。
仕事に対する理解度、働くイメージを持っているかを問われている
企業は、採用した人には長く働いてもらいたいと思っています。この質問でチェックされているのは、「自社で働きたいという熱意があるか?」「会社や仕事を理解しているか?」「他社を優先しているのではないか」といったポイントです。
応募職種についてしっかり理解しており、5年後も働いているイメージを示せれば、人事担当者は安心して採用することができます。
ですから、転職活動の基本である職種・業界研究をするのはもちろん、応募企業の事業についてもよく調べてから自分なりの答えを用意しましょう。職種や業種として適切であっても、応募企業、応募求人の内容から離れてしまわないよう注意してください。
あくまで目標。必ずしも実現しなければならないわけではない
5年後といわれても、遠すぎてイメージがわかないかもしれませんが、あくまで「こうなっていたい」という目標です。あまりにもリアリティがない回答でなければ大丈夫です。
求人によっては、キャリアアップの例が記載されているものもあるので、参考にしてみるとよいでしょう。また、「キャリオプ」の職種図鑑シリーズでは、職種ごとのキャリアステップについても解説しているので、よろしければチェックしてみてください。
同じ仕事で経験5年といえば、中堅社員あるいはリーダーという立場になります。例えばコールセンターなら、オペレーターをまとめるチーフのようなポジションになっているかもしれません。
営業職ならマネージャーになっている可能性もあります。現場で数字を追い続けていたいという思いがあるなら、「第一線で活躍していたい」「お客様にこういう価値を提供したい」などと伝え、スペシャリスト志向であることを理解してもらうのもいいでしょう。
「働きながら専門性を高めていく」「周囲からリーダーとして信頼される」…そんな自分をイメージしながら準備してみましょう。
企業によっては、5年後ではなく「3年後」「10年後」と聞かれるケースもあります。事前に、大まかに「いつ、どんな仕事をしているのか」を想定しておくと、慌てずに答えられるはずです。
キャリアプランについて考えることは面接対策に必要なだけでなく、転職先選びや転職そのものへのモチベーションアップにもつながります。希望通りの転職を実現するために、事前の情報収集と対策をしっかりやっておきましょう。