転職に成功した先輩インタビュー

初めての転職や、知らない業界・仕事への転職に不安はつきもの。
成功した先輩たちも、最初はわからないことだらけでした。
彼らは何を考え、行動したのでしょうか。やりたい仕事を発見した実例を紹介します!

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営業という仕事の本質に気づかせてもらえました

転職FILE

A・Kさん(26歳女性)

2020年10月転職

前職:
不動産業界 窓口接客
転職先:
医療業界 営業事務
転職理由
仕事に対する指導が厳しく、働き続けていくうえで精神的な負担が大きかった。
希望条件
職場の雰囲気がよく、人の役に立っていると感じられる仕事。

転職の
きっかけ

無理しても売らなければならない営業は向いてないと思って…。

大学を卒業し、最初に就いた仕事は不動産業の店舗窓口でのお客様対応でした。
メインの仕事は接客なのですが、物件をおすすめすることも業務の一部で、営業職のような面もあったんです。

正直に言って、私はお客様に対して積極的にアプローチしていくのは苦手でした。
無理やり売りつけているような気がして、「実は迷惑なんじゃないか」と気が引けてしまうんです。
「相手のためになっているのかな?」と疑問を抱えることが多く、仕事に身が入りませんでした。

そんな理由で最初の仕事を辞めて転職したのですが、2社めの会社では同僚が怒鳴られている姿をたびたび見せられ、厳しい環境に耐えられなくなって再度会社を選び直す決意をしたのでした。

カウンセリング
では

「営業は、お客様のためになる仕事なんだ」と気づかされました。

最初に希望したのは、ひとりで黙々と進めていけるような事務の仕事でした。
対人関係に疲れてしまっていたので、電話応対がある仕事も避けていました。
当初は、営業事務という選択肢は全くなかったですね。ところが…。

キャリアカウンセラーに以前の仕事について話すと、「私は今、あなたの状況を聞いて仕事を紹介しようとしていますが、迷惑に感じますか?」と聞かれ、はっとしました。
お客様はプロの知識と判断を求めてお店に来たり、問い合わせの電話をかけたりするはずだ…。
ニーズに合った商品やサービスを勧める営業の仕事は、お客様にとって困ることじゃないと気づきました。

そんなやりとりを経て、もう一度営業系の仕事に興味が湧いたのですが、営業としてお客様の懐に飛び込んでいく自信はありませんでした。惹かれたのは、フロントでがんばる人たちをサポートする営業事務の仕事でした。いい求人があったので、さっそく応募してみることにしました。

成功の
ポイント

前職の仕事との共通点をアピール。PCスキルのトレーニングも自信につながりました。

営業事務という職種は未経験だったので、窓口対応をしていた頃の接客経験からアピールポイントをまとめました。
ただ単に聞かれたことに答えるだけでなく、お客様の要望に先回りできるよう意識し、貢献しようとしてきたことを思い出しました。
そうやって人を支える仕事をしてきた経験が、営業事務の仕事にも活かせると考えたのです。

キャリアカウンセラーに、「営業事務はPCスキルが求められる」と教えていただき、面接までの間にトレーニングしました。
未経験となるとPCスキルのレベルを懸念する企業も多いそうですが、しっかりマスターしたので、面接でも自信を持ってアピールすることができました。営業と営業事務という仕事について理解したうえで、いい面接準備ができたことが採用につながったのではないかと思います。さまざまなアドバイスをいただいたキャリアカウンセラーには、今でも感謝しています。

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