転職に成功した先輩インタビュー

初めての転職や、知らない業界・仕事への転職に不安はつきもの。
成功した先輩たちも、最初はわからないことだらけでした。
彼らは何を考え、行動したのでしょうか。やりたい仕事を発見した実例を紹介します!

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なかなか転職できなかった私が、やりたい仕事に気づくまで

ほほ笑むビジネスウーマン

転職FILE

K・Mさん(24歳女性)

2020年7月転職

前職:
不動産業界 事務
転職先:
医療事務
転職理由
不動産会社に事務として入社したが、営業のような仕事もあり、お客様に物件の紹介をしなければならないのがつらかった。
また、全国転勤がある点も負担だった。
希望条件
転勤がなく、幅広い業務を経験できて社会貢献できる仕事。

転職の
きっかけ

強引な営業と望まない転勤に疲れてしまった

大学を卒業し、事務職としての採用で不動産業界の大手企業に入社しました。希望通りの就職だったのですが、店舗勤務だったので、広告に興味を持って来店したお客様に物件をオススメする仕事をしなければなりませんでした。営業の仕事は、得意ではありませんでした。


お客様の懐に飛び込んでグイグイ押すような営業は得意ではなかった私は、お客様とのコミュニケーションが増えるにつれて疲れてしまい、転勤の負担もあいまって退職を決意しました。都内にある実家に戻って、転職活動を始めたのですが、いざ始めてみると壁にぶち当たるばかりの日々が待っていました。


自分でもどんな仕事をしたいのかがわからず、そのせいか応募してもなかなか採用してもらえず、転職活動は長引きました。ひとりでこのまま続けるのは難しいと思って、転職エージェントに相談してみることにしたんです。

カウンセリング
では

「とりあえず事務」から、やりたいことを掘り起こす

当初は、とにかく「営業は嫌だな」という気持ちがあって、前職と同じ事務の仕事を希望していました。でも本当のところをいうと、事務の仕事が好きというわけではありませんでした。将来性を考えると、一般事務はどうなのかという不安もありました。キャリアカウンセラーにせっかく相談するのだからと、そのあたりも正直に話しました。


最初に提案されたのは、「営業の何が嫌だったのか、一緒に考えてみましょう」ということでした。冷静になって整理すると、嫌だったのは「お客様に対して強引な提案をしなければならなかったこと」であり、目標には真摯に向き合って取り組めていたことに気づきました。


自分のネガティブな気持ちに気づいたとき、営業や事務というくくりで考えるのはやめようと思いました。慣れている事務職からスタートして、そこから幅広く業務領域を広げていけそうな仕事という条件で、求人を紹介してもらうことにしました。

成功の
ポイント

「できなかったこと=ダメなポイント」ではない

自分で応募していた際にうまくいかなかった原因として、めざす仕事が定まっていなかったことに加え、履歴書や職務経歴書の書き方も大きかったようです。退職理由に「転勤がつらかった」など、正直ながらもネガティブな表現を用いていたので、仕事に対して前向きと捉えてもらえる内容を増やすようアドバイスしてもらいました。


「企業に対して自分がどう貢献できるのか」「将来へのヴィジョン」などを盛り込んだのがよかったのだと思います。前職でできたことはしっかりアピールし、できなかったことについても努力したポイントを盛り込みました。しっかり書いてみると「自分にはこんな強みや弱みがあったのか…」とわかって、面接にも自信をもって臨めました。


今は、医療事務の仕事にチャレンジしています。社会に貢献できていると実感できる仕事です。キャリアカウンセラーに相談することによって、自分の適性や志向を明確にすることができました。プロに頼ってよかったと、あらためて思います。

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