未経験からでも転職できる。
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コロナ禍で不安定な世の中だからこそ、安定した仕事に就きたいとお考えの方が多いのではないでしょうか。業界や職種選びも大事ですが、派遣社員や契約社員ではなく正社員として働くことを重視する人が増えているようです。

非正規で働くのは不安だけど、未経験からいきなり正社員は難しそう…そんな不安がある方のために、派遣社員や契約社員から正社員をめざす際のポイントについて解説します。

未経験であることをネガティブに捉えすぎない

正社員経験がある人と未経験の人が同時に面接を受けた場合は、ほかの条件がまったく同じなら経験者のほうが有利なのは事実です。しかし現実には正社員経験以外で差別化できる要素は多々あり、非正規経験のみで正社員転職に成功した事例は少なくありません。

まず大事なのは、自分はこういう会社、こういう仕事で働きたいと明快にいえるようになることです。業界や企業に関する情報収集をしっかり実施して、どんな仕事をしたいのか、必須条件が何なのかを整理しましょう。面接でアピールできるように、言葉として残しておくことをおすすめします。

自信がないのが伝わってしまうと、企業の採用担当も「この人で大丈夫かな……」と不安になってしまいます。派遣社員や契約社員として働いてきたなかで身に付けたスキル、達成した実績などを堂々とアピールしましょう。

幅広い業務に積極的に取り組む姿勢を見せる

派遣社員や契約社員は、決められた業務しか担当しないのに対して、正社員の場合は必要に応じて配置転換が行われます。その結果、入社時にまかせられた業務と違う役割を担当することになるケースもあります。正社員転職においては、幅広い業務にチャレンジし、新しいことを習得していく意欲が求められるのです。

正社員として採用されるのは、リーダーやマネージャーとして活躍したり、スペシャリストとして成果を出したりすることができる人材です。自ら考え積極的に仕事へ取り組む姿勢が必要とされるので、志望動機や自己PRをまとめる際にも「将来こうなりたい」「こんなふうに会社に貢献できるようになりたい」といった要素もしっかり盛り込みましょう。

紹介予定派遣や、転職エージェント活用も

派遣で働いている方、検討したことがある方は、「紹介予定派遣」と書かれた求人を見たことがあるのではないでしょうか。紹介予定派遣は、一定期間派遣として働いた後に社員として雇用することを前提とする派遣契約です。絶対に社員になれると保証されているわけではありませんが、正社員転職のみで検討するより選択肢は広がります。

また、転職活動そのものに不慣れな方、書類の書き方や面接に不安のある方は、転職エージェントを利用するのもおすすめです。先に挙げた志望動機や自己PRについても、プロのアドバイスがあればよりよいものになります。

「キャリオプ」では、正社員未経験からの転職成功事例も多数あるので、気になる方は先輩インタビューなどもチェックしてみてください。若いうちにチャレンジしたほうが、将来のキャリアプランの可能性が広がります。タイミングを逃さないよう、迷ったらご相談を！