- キャリオプ HOME
- キャリオプのカウンセラーブログ
- ビジネストレンドワード講座② 最近はやりの「リスキリング」とは?
キャリオプのカウンセラーブログ
それぞれの業界の最新情報や、転職関連のトピックスをチェックしたい方は、
カウンセラーが旬のテーマについて語るブログをチェック!
ホットな求人情報から転職ノウハウまで、多様な情報をお届けしています。
最新求人&業界ニュース
ビジネストレンドワード講座② 最近はやりの「リスキリング」とは?

日常ではあまり聞かないビジネス用語について解説するシリーズ、第二回で取り上げるのは「リスキリング」です。前回解説した「DX」とも深く関わりのある言葉なので、ぜひセットで覚えて企業情報への理解度アップに役立ててください。
変化する業務に対応するには常に学び続けることが必要
リスキリングはそのまま英語のReskillingをカタカナにした言葉で、社会人として働く人を再教育したり、能力の再開発を行ったりすることを指します。昨今進められているDXにより変化した業務や新たに発生した業務に対応するため、既存の人材に新たな知識やスキルを身に着けてもらう際に使われることが多いです。
リスキリングに熱心に取り組む会社は社内の人材の教育に関心が強く、新しい業務の開拓やDX推進にも取り組んでいる可能性が高いと言えます。具体的な取り組み内容は会社によってさまざまなので、詳細情報をチェックしたり、面接の逆質問で聞いてみたりしてもよいでしょう。
似たような用語「リカレント教育」や「生涯学習」との違い
社会人になっても学び続けるという意味の言葉には「リカレント教育」や「生涯学習」もありますが、どちらもリスキリングとはニュアンスが異なります。
リカレント教育とは、必要な学びを得るために就業とは別に教育機関へ通って学習することを指す言葉です。例えば、大学や専門学校への社会人入学や、通信教育の利用などはリカレント教育に該当します。
生涯学習は人々が行うあらゆる活動における学習を指す言葉なので、学習の目的は必ずしも仕事のためとは限りません。新たな業務のため、就業に結びついて行われる学習が「リスキリング」なのです。
リスキリングで重視されるのはITスキルではない
リスキリングはDXと深い関係にある言葉、というと身に着ける内容もITスキルばかりかと思うかもしれません。確かにITスキルは重要視されていますが、ほかにも「企画開発」など非IT職種でも必要なスキルが含まれています。
また、先にも述べた通りリスキリングを重視する企業は既存人材の能力開発にも力を入れている企業です。就業すれば新たな知識・技術を身に着けるチャンスを積極的に与えてくれる期待ができ、企業側も勉強する意欲のある人材を求めているので上昇志向の方はマッチするでしょう。
今後のDXの進化にともない、従来あった仕事がなくなり新たな仕事が発生するとみられます。企業活動は常に変化を求めらており、「リスキリング」人材の有効活用という観点でもさらに注目される概念になるでしょう。
働きながらの学びや、新しいことにどんどんチャレンジしたいという方は、企業の「リスキリング」に関する取り組みに注目してみてはいかがでしょうか。