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ビジネストレンドワード講座① 「DXを推進する」のDXってなに?

企業研究のためにWEBサイトを見たりニュースを調べたりしていると、普段の生活では馴染みのない言葉に出会うことがあります。ビジネストレンドワード講座では昨今注目されている言葉をピックアップし、わかりやすく解説します。
第一回のテーマは「DX」(ディーエックス)です。よく商品名などで「デラックス」の略として使われる文字の並びですが、ビジネス関連で出てくる時には違った読みがあてられることが多いこの単語、まずは読み方からチェックしていきましょう。
企業が発展し競争力を高めるのに重要な概念
「DX」は「デジタルトランスフォーメーション」を略した表記です。「DXを推進する」「DXが求められている」といった文脈でよく使われます。端的に言うと、企業がデジタル技術を活用して変革をおこし、新たなビジネスを発展させるという意味した言葉です。
昨今はAI(人工知能)やIoT(現実に存在する機器とネットワークの融合)、ビッグデータに関連した技術が目覚ましい発展を遂げており、各企業での活用が進んでいます。DXはそれら技術を業務改善やビジネス拡大に用いるだけでなく、組織構造や企業の風土そのもの変革につなげていくことも含んだ言葉です。
簡単に言い換えるなら、「新しいデジタル技術を使って会社を作り変え、会社をより成長させる」というニュアンスになります。
なぜDXが注目されているのか?
デジタル技術の活用に関連した言葉というと、「IT化」の方が聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。IT化もデジタル技術を導入するという意味でDXと共通する部分はありますが、目的は業務の効率化やサービスの向上といった、社内外での「改善」が主でした。
しかしDXは先にも述べた通り、組織の根底部分を変えるような施策や、新しいビジネスモデルの創造など、より大きな範囲でデジタル技術を活用していくことを含んでいます。
2020年代に入り、コロナ禍や各種自然災害などビジネスにおけるさまざまなリスクがより目に見える形となって社会の認知が広まりました。そうした中で、企業はよりリスクに強く競争力のある組織作りを意識するようになっています。結果として注目されたのがAIやIoT、ビッグデータなどの新しいテクノロジー。DXの必要性が叫ばれるようになりました。
具体的な取り組みは企業によってさまざま
DXは、広い範囲でデジタル技術の活用を指す概念であり、具体的どのような取り組みをしているかは事業の姿によって違います。面接時の逆質問などで応募企業のDXに対する取り組みに関して確認したいときは、事業をよく理解したうえで質問してみてくださいね。