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「好きなこと」「得意なこと」「やりたい仕事」「やれる仕事」の境目を見極めよう!

生きていくためには働く必要がある以上、「好きなこと」を仕事にして楽しく働けるのがベスト!というのは誰もが思うことです。しかし現実問題として、「好きなこと」で食べていける人の数はそう多くはありません。ましてや転職の場合、学生時代から「好きなこと」一本で打ち込んで仕事にしてきた人に対し、一歩出遅れてのスタートになります。というわけで今回は、理想と現実に上手に折り合いをつけて自分にとってよい職場を見つけるための考え方についてのお話です。

「好きなこと」が難しいなら「得意なこと」を

そもそも「好きなこと」が仕事にしやすいものなら、そこまで悩む必要がありません。例えば「人と話すのが好き!」という人なら営業や販売など、接客系の仕事というかなり間口の広い選択肢があります。しかし、仕事に直結させるのが難しいケースとして「歴史が好き」という例で考えてみましょう。研究者、博物館の学芸員、教師など、関連する仕事がないわけではありませんが、少なくとも転職先としては相当ハードルが高いです。

ところで、そもそもなぜ「好きなこと」を仕事にした方がよいのでしょうか。おそらく多くの人が、一番の目的はストレスなく、可能なら楽しく働くため、と答えるはずです。さて、もうお気づきでしょうか。この「ストレスなく」という点に注目すれば、「好きなこと」でなくても「得意なこと」を仕事にするという選択肢でも目的は達成できるわけですね。「好きこそものの上手なれ」は「好きなことはおのずと上達する」という意味のことわざですが、この逆についてもある程度同じことが言えます。周りの人より上手くできて、それを評価されれば誰だって嬉しいですよね。

「やりたい仕事」と「やれる仕事」の交わる点を探す

転職の際にはまず、自己分析で「好きなこと」または「得意なこと」を見つけ出して、そこから「やりたい仕事」を考えましょう。ただし、それが本当に「やれる仕事」かな?と考えることも大切です。企業にとって、あなたを雇うということは、そのスキル、これまでのキャリアを買うことであり、それも決して安い買い物ではありません。熱意とやる気だけでは無理があるパターンも存在するので、自分を客観視して「やれる仕事」かどうか見極めましょう。

この「やりたい仕事」と「やれる仕事」のすり合わせにおいて重要になってくるのが、転職をする上での優先順位づけです。例えば「仕事の内容」を重視するなら収入を含めた待遇の条件を多少落としてでも、「好きなこと」「得意なこと」にピタっとはまる仕事を選ぶべき。逆に「収入」や「福利厚生」を重視するなら「得意なこと」をベースに仕事内容は選択肢を広げて考えましょう。

そんなこと言われても、自己分析のやり方や、妥当な収入ライン、客観的な自分の市場価値なんてわからない……。という方は、転職エージェントを利用してキャリアカウンセラーに相談してみてください。「こんなことが好き、ないし得意だが、どんな仕事があるか?」「自分と似たようなキャリアの人が、過去にどんな転職をしたか?」などの疑問に、プロならではの知識からアンサーを得られるはずです!