未経験からでも転職できる。
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未経験からでも転職しやすい職種といえば、営業や事務、コールセンターなどが挙がりますが、未経験転職向きの「業種」といわれるとイメージがわかない方も多いでしょう。

今回は、2021年に集計された最新のデータに基づいて、未経験転職者が多い業界について解説します。新しい仕事にチャレンジしたいけど、どんな業界・職種がいいのかわからないという方は、ぜひチェックしてみてください。

「日本社会の消費を支える」商社・貿易業界

「総合商社」という言葉はどこかしらで耳にしたことがあっても、何をしている業界なのか知らない方も多いのではないでしょうか。簡単にいうと、「売りたい人と買いたい人をつなぎ、取引がスムーズに行くようサポートする企業」を主とした業界です。

商社の事業について、もう少し具体的に説明すると、物流のネットワーク作りをしたり、海外との貿易を推進したり、資源の調達、原料開発への投資などを行ったりしています。総合商社は、さまざまな領域を横断して幅広く商材を扱っている大企業。逆に分野を絞っている場合は専門商社と呼ばれます。

商社は事業の範囲が広いので、業界未経験でも前職経験を活かせるチャンスがあります。ニーズに合わせて新たな商材を取り扱う企業が多く、事業の柔軟性が高いため、新しいことにチャレンジしやすい業界でもあるのです。

商社や貿易関連の企業は、飲食・小売・流通・運輸などの業界と同じぐらい、未経験歓迎求人があるのをご存じでしょうか。大手の総合商社に未経験から入社するのは難しいのですが、小規模な企業や専門商社なら充分チャンスがあります。特定の業界における営業経験や、海外との取引の経験などがあれば、異業種転職を成功させやすい業界です。

対面の接客だけではないサービス業

サービス業といわれると、接客をイメージする方が多いのではないでしょうか。運輸や教育関係の仕事も、一部サービス業に含まれており、さまざまなビジネスを展開している会社がさー必ずしもその限りではありません。とくに運輸業に関してはコロナ禍による宅配需要の増加でむしろ仕事が増えている分野になります。

また接客業に関しても、娯楽施設やホテルなどコロナ禍の外出自粛で苦境に立たされていた業種が、徐々に需要回復の兆しを見せ始めています。これまで絞っていた分、今後採用が拡大される可能性は充分にあるので、これらの業界に興味がある方は積極的に求人をチェックしていきましょう。

消費拡大・集客を担う広告業界

街を歩いていても、スマホを見ていても、広告をひとつも目にしない日はありません。意外かもしれませんが、広告業界は未経験者の受け入れが活発な業界です。

テレビやアニメ、動画コンテンツのネット展開によって、Web広告が増えており、コロナ禍における巣ごもり需要がその流れを後押ししています。商品のイメージや魅力を伝える広告は、今後も増え続ける可能性が高く、安定した業界といえるでしょう。

最近、未経験者の受け入れが増えている3つの業界を紹介しました。他の業界についても知りたいという方は、「キャリオプ」の業界研究のページをご参照ください。