未経験からでも転職できる。
20代～30代のキャリアを応援する転職サポートサービス

事務職の未経験歓迎求人に応募してみたものの、なかなか選考がうまく進まず悩んでいる方は、国や自治体の施策にも目を向けてみてください。最近は、新型コロナウイルスの影響で離職した方の再就職・転職を支援するために、さまざまな形で就労支援事業が推進されています。

一例を紹介しましょう。現在、東京都文京区では、コロナ禍の影響で離職し再就職・転職をめざす方向けに「新型コロナウイルス感染症対策 緊急就労支援事業」という取り組みが行われています。以下にその仕組みについて具体的に紹介しますので、文京区内の企業で事務職として働きたい方はぜひともチェックしてみてください。

まずは1か月半の派遣社員からスタート

就業支援事業に申し込んだ後、キャリオプが派遣先企業とのマッチングを行い、まずは1か月半ほど派遣社員として働くことになります。最初のメリットは、1ヵ月半の間は確実に事務職として経験を積むことができること。派遣期間が終わった後、派遣先の企業と働いた方が希望すれば、正社員として就職できます。紹介予定派遣の仕組みと同じですね。

「従来の紹介予定派遣と何が違うのか」という質問に答えましょう。1カ月半という短期間であることと、派遣期間中に支払われる給料について文京区から企業へ補助が出ることです。企業の新規採用のハードルを下げて、就労したい方のチャンスを広げるという試みなのです。求職者から見れば、今まで求人を出していなかった企業に出会うチャンスともいえるでしょう。1か月半、事務の経験を積んでから採用するかどうかの判断となるので、未経験で応募するより採用される可能性は高くなるはずです。

派遣期間中の条件は？

派遣期間中の時給は1400円、交通費相当分の手当が支給されます。休日は就業先によって若干異なりますが、原則土日祝休みです。社会保険などの福利厚生も完備されており、文京区が支援先として認めた企業という安心感もあります。

初回契約期間は8月2日から9月30日までとなっているので、興味がある方は早めに制度をチェックしてください。8月2日から13日まで研修が実施されるので、事務職が未経験の方でも安心して仕事に就けるのではないでしょうか。

事務職で正社員登用をめざすために

事務職は即戦力となる経験者採用が多いのが現状です。未経験から転職するチャンスをしっかりつかんでいただくために、企業が事務職で正社員登用を検討する際に重視されるポイントを紹介します。

1）柔軟性をもって仕事に取り組めるか
事務職といえば書類作成や管理、電話対応が主な仕事というイメージは間違いではありません。しかし、一般事務に求められる職務範囲は幅広いことが多く、やったことのない仕事をまかされるケースもあるかもしれません。最初から完璧にはできなくとも、対応しようとする柔軟な姿勢を見せることが重要です。

2）丁寧にミスなく仕事をこなせるか
イレギュラー業務に対応する一方で、基本となる事務作業をしっかりこなすのも重要です。社員登用をめざすなら、「この人は長く働いてくれそう」と会社に思ってもらう必要があります。信頼を勝ち取れるよう、ミスなく書類作成をこなすなど、丁寧に業務に取り組みましょう。

「文京区新型コロナウイルス感染症対策 緊急就労支援事業」は、キャリオプを運営している株式会社綜合キャリアオプションが運営事務局を担当しています。未経験から正社員をめざすチャンス。募集期間が短いので、お早めにご相談ください！