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未経験転職の心得

得意なこと・向いていることを仕事にするなら キャリアカウンセラーに相談しよう

ガッツポーズをする女性

完全週休2日で週5日、残業がまったくなくても起きている時間の約半分は仕事です。働き方の多様化が進んだとはいえ、仕事の時間が人生の大半を占めることには変わりありません。 ならば、苦手なことを無理にがんばるよりも「得意なこと、自分に向いていること」を仕事にした方がいいですよね。

実際には、「今の仕事で自分の能力を発揮できていない」と思いつつもなかなか転職に踏み出せない方や、いざ転職!と意気込んではみたものの、「自分の得意なこととは何だろう?」と動きが止まってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

そんな時こそ、転職のプロであるエージェントを頼ってください。 今回は実際のカウンセリング事例を交え、転職で「得意を仕事に」する過程について紹介します。

「神経質で後ろ向き」だと思っていた個性の活かし方

カウンセリングで、前職ではいつも「自分はダメだ、うまくできない」という思いを抱えていたことを打ち明けたAさん(仮名)。 ネガティブな気持ちが先行してしまっている状況だったので、カウンセラーから、まずは具体的に「できたこと」「できなかったこと」を客観的に整理してみましょう、とご提案しました。

お話をうかがいならが一緒に分析してみたところ、Aさんは電話対応などその時々の柔軟さが求められる業務は苦手な一方、データや数字を正確に処理することが求められる場面ではミスなく仕事ができていたとわかりました。

「間違っていないか不安になる、自信がない」という性格だからこそ、正解がハッキリしている部分については細かくチェックしていく。 そういったAさんの個性をふまえ、ご提案したのは経理のお仕事でした。

これまで事務系のお仕事をされている中で、経理業務の一部を手伝ったことはあるものの、経理そのものは未経験だったAさん。 不安に思われるのは当然なので、カウンセラーから具体的な業務内容や、ご紹介したお仕事で入社後に会社から受けられるサポートについてもご説明しました。

Aさんの資質なら経理に向いているということをご納得いただき、面接にも自信をもって臨めるように。 結果、無事経理のお仕事にご就業が決まりました。

失敗やうまくいかないことは気にしていても、自分の強みや得意なこと、自分自身では意識できていない場合が少なくありません。また、転職活動は知識や運など、多くの要素が絡むため、がんばってもうまくいかずに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。 迷ったり弱気になってしまう時は、一人で悩まず私たちカウンセラーを頼ってください。

自分にとっての「普通」が、実は強みだった

コンビニで長く働いてマネジメント業務なども経験したBさん(仮名)は「何か新しいことに挑戦したい気持ちはあるものの、具体的なプランはとくに浮かばない」とのご相談でした。

まずは転職に関する基礎知識のレクチャーからスタートし、Bさんとお話しするうちに、明朗でありながら丁寧さも兼ね備えた人だという印象を受けました。 感じた点を長所としてBさんにお伝えしたところ、Bさん自身は長年の接客で身に着いたある種の自然体であったと判明。

自分にとって特別なことではないからこそ、自分自身ではそれが長所だと気づくのは案外難しいものです。 Bさんはもともと人と関わるお仕事がしたいとのご希望だったため、人材業界でのお仕事をご提案しました。

結果無事にご就業が決まり、内定通知時にはうれし涙と共に即承諾されたとのお話が。 「今の仕事はなにかが違う気がするけど、なにがしたいかわからない」状態からでも、「もうこの仕事しかない」状態まで、一緒にあなたらしいお仕事を探しましょう。

一度離れてしまった仕事も、振り返ってみると

同僚が怒鳴られる姿を度々見せられ、精神的苦痛から転職活動を開始したCさん(仮名)。 その更に前の職場では、不動産業界で窓口対応の仕事をしていたそうです。

そちらの仕事はなぜ辞められたのかとうかがってみると、「お客様に強引に売りつけて、迷惑に思われているのではないかと。そう思うと気が引けてしまった」とのこと。 だから、営業や販売系の仕事は選択肢として考えていないCさんに、「少し誤解されている部分があるかもしれません」とお伝えしました。

営業の仕事の本質は、お客様が欲しがっているものを見極め、ニーズにあった商品を提供すること。 「私も人材業界で営業職として働いていますが、今、お仕事の提案をしていることは、Cさんにとって迷惑ですか?」 そう問いかけるとCさんは、はっとしたような表情をされました。

営業の仕事で「相手の迷惑になるかも」と考える人は、根本的に思いやり深い人です。 本来相手を思いやるという資質は、営業の仕事に必要なもの。 職場によっては過度にノルマを課されたり、強引な営業手法を取ったりする場合もあるので、そういう仕事は避けた上で、もう一度営業関連の仕事にトライしませんかとご提案しました。

Cさんは説明にご納得くださり、医療業界の営業事務のお仕事にご就業が決定。 一度は自分には向いていないと離れてしまったお仕事でも、条件を少し変えたり、本質を見直したりすることで、実は自分に適していたとわかるかもしれません。 しかし、この気づきを自分で得るというのはなかなか難しいもの。 せっかく客観的な他者の目を使うなら、プロの視線をぜひご利用ください。

なんとなくのイメージだけで仕事を選ぶのはもったいない

バンドで成功する夢を追いかけ長年アルバイト生活を送ってきたDさんは、そろそろ正社員にキャリア転向したいとのご相談内容でした。 最初のご希望としてうかがった職種は「事務」、理由は未経験からできそうな仕事として最初に浮かんだから。

お気持ちはとてもよくわかりますし、転職に不慣れな方こそカウンセラーを頼っていただきたいので、ご相談いただけてよかったと感じた瞬間でした。

未経験からの事務転職はもちろん可能ですが、経験者の応募も多い職種であるため、未経験というハンデを覆す熱意が必要になります。 「なんとなく事務」はよくあるご希望なので、そういった場合はまず「本気で事務を狙いたい気持ちはあるのか」を、カウンセリングの際に確認します。

Dさんの場合、事務に特別こだわりがあるわけではないとのこと。 また、スキルを身に着けて今後長くやっていける仕事がいいとのご希望だったため、施工管理のお仕事をご提案しました。

施工管理というと、男性の職場のイメージがあるためか、女性であるDさんは少々意外そうな顔をされました。 一般に馴染みの薄い職種であるため、工事や改装などの現場で必ずいなければならない職種であること、統計的に女性は安全意識が高い傾向にあり実は向いている仕事である点などをご説明。 すると興味を持ってくださり、無事選考を通過しご就業決定となりました。

世の中には、普通に生活しているとあまり接する機会のない仕事や、「営業」や「事務」というくくりの中にあっても少し特殊な仕事など、さまざまな求人があります。 そういった転職ビギナーが自力で出会うのが難しい仕事や、イメージで誤解されやすい仕事についても、カウンセラーにご相談いただければしっかり解説いたします。

日々励んでいく仕事だから、カウンセラーと「得意」を探しませんか

キャリオプではカウンセリングの時点でご相談者さんとしっかり向き合うことで、「このカウンセラーの提案する仕事なら選考を受けてみよう」と思ってもらえるような信頼関係を築くことを大事にしています。

未経験の業界、職種でも安心して挑戦できるよう、あなたに向いているお仕事を探し出してご提案しますので、一人で悩まず私たちにご相談ください。