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キャリアや転職について考える上で、職種や業界、年収といった要素と同じくらい重要になるのが雇用形態です。

とくに、正規雇用と非正規雇用では待遇に大きな差が出ることが多く、正規雇用である正社員ならではのメリットがいくつかあります。

今回はそんな正規雇用のメリットについて解説します。転職の際に雇用形態を変えようか悩んでいる方は参考にしてください！

メリット1：雇用期間の定めがない

契約社員や派遣社員といった雇用形態には、契約によって雇用期間が明確に定められています。

雇用する会社側と働く人が同意し、次の契約が更新されれば働き続けられますが、更新されずに職を失うリスクがある働き方です。

対して、外資系など一部の企業を除けば正社員が不意の解雇となるケースはめずらしく、仮に会社都合で辞めることになっても金銭的な補償などを受けられる場合があります。

安定した立場で長く働きたいと考えている方には、正社員雇用を目指すのがオススメです。

メリット2：賞与や退職金をもらえるので生涯収入が高い

月給だけを見ると、似たような業務内容の契約社員と正社員ではそこまで差がないことも多いようです。むしろ、派遣社員などは時給が高く月収で正社員を上回ることもあります。

しかし、年収という観点で見た際に大きな差を生む要素が賞与、いわゆるボーナスです。

年に1～2回支給されることが多い賞与は、会社や当人の実績によって2～3か月分ほどの月給がもらえることもあります。

必ずもらえるわけではないとはいえ、非正規雇用ではボーナス支給が滅多にないことを考えると、同じ月給で何年も働き続けた際には大きな差になります。

また、勤続年数に応じて支給される退職金も、正規雇用における経済的なメリットになります。

メリット3：正規雇用経験があると、転職時に正規雇用の職を得やすい

メリット1で挙げた通り、正規雇用はとても安定性が高い立場ですが、逆に企業から見ると気軽に解雇できない人材なので採用に慎重になりがちです。

だからこそ、正社員として働いた経験はキャリアの信頼度を高める要素になり、転職などの際に正社員採用されやすくなります。

若い世代では経験がないという弱点はあまり問題にならないので、現在転職を考えているなら一旦正社員転職の選択肢を検討してみるのがオススメです。

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