キャリオプのカウンセラーブログ

それぞれの業界の最新情報や、転職関連のトピックスをチェックしたい方は、
カウンセラーが旬のテーマについて語るブログをチェック!
ホットな求人情報から転職ノウハウまで、多様な情報をお届けしています。

5分で完了!

転職サポート申し込み

みんなの転職DATA

答えにくい面接の質問対策講座⑥ 「自分を○○に例えると何になりますか?」

例を出す女性

採用面接の場では、面接官はさまざまな角度から質問をして応募者の人となりを知ろうとします。

中には急に聞かれると答えに困るような質問もあるので、事前に回答を準備しておくことで落ち着いて面接にのぞめるようにしておくのが重要です。

今回は「自分を○○に例えると何になりますか?」という質問について。

面接官の意図を把握し、好印象な回答ができるようにしましょう!

自分を客観視できるか、論理的な説明ができるかを見る質問

自分を何かに例える系統の質問はいくつかバリエーションがあり、よく使われるのが「動物」や「日常で使うモノ」などです。

面接官がこの質問をする場合、応募者が客観的に自己分析をできているか、例える対象と自分の共通点をしっかり説明できるかをチェックしています。

回答においてまず意識すべきポイントは、自己アピールとの一貫性です。

例えば、自己アピールで「細かい気配りが得意だ」と言ったのに、こちらの質問への回答で「自身は大らかな性格である」と主張すると一貫性がないように思われてしまいます。

まずは自己アピールで述べた自身の特徴を念頭に、例える対象を選ぶのがオススメです。

答える側になると「できるだけピッタリな例えをしたい」と考えがちですが、実はあまり重要な点ではありません。

「大らかな性格」、という結論に持って行くために「ゾウ」という動物を出すとします。

本当にゾウが大らかな性格かどうかについては諸説ありますが、ここでは「ゾウに対する大らかなイメージ」についてしっかり説明できればそれでいいのです。

また、意外なものへの例えを要求された場合、すぐに答えが浮かばず焦ってしまうこともあるかもしれません。

そんな時は「少し考えてもよろしいでしょうか」と、一言断ってから落ち着いて考えてみましょう。

伝わりやすく、ポジティブなイメージを語ろう!

例)「私を動物に例えるなら、大型犬だと思います。人に穏やかに寄り添い、他者への貢献に喜びを感じるからです」

犬はとても身近で、誰もがイメージしやすい動物です。

群れで行動するのに向いた性格なので、協調性や仲間意識の強さをアピールできます。

例)「私をモノで例えると、シャープペンシルだと思います。途中で折れてしまう、挫折があっても、すぐに切り替えて作業に取り組むことができるからです」

シャープペンシルも、多くの人が日常的に使うアイテムです。

芯が折れることは一見ネガティブな要素ですが、折れても問題なく使える点に着目すれば長所のアピールに利用できます。

上記はあくまで一例なので、自分がアピールしたい内容にあわせて例える対象を変え、結論と理由を簡潔に答えるようにしましょう。

〇〇に例えると?に不正解はありません。質問する採用担当者の意図は、「応募者の柔軟性やコミュニケーション力を知りたい」ということです。一度イメージしておくと、すんなり対応ができそうな質問なのでぜひ考えてみてください。