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転職で重要になるのは、自分の希望する仕事の条件は何なのか明確にすることです。

ただ単に「あの業界がいいな」「こんな職種がいいな」とイメージだけで応募すると、書類選考で苦戦してしまうこともあります。

今回は、漠然としたイメージで転職活動をして足踏みしていた先輩が、条件を見直し、転職を成功させた事例をご紹介します！

将来性を考え、準備期間を経て事務職を目指す

ブランド化粧品の店舗販売担当として働いていたNさん。

仕事自体は楽しかったものの、取り扱っていたブランドが若い層向けである点が気になっていました。

歳を重ねればターゲット顧客層と自身の感覚にギャップが生まれ、販売員としてのパフォーマンスが落ちてしまうことを懸念したNさんは、若いうちに次の仕事について考えはじめることに。

体力が落ちていくことも加味すると座り仕事がいいだろうと、オフィスワークの仕事を探しました。

キャリアのゴールは事務職にしたいと思いながら、オフィスワーク未経験からの採用は難しそうだと考えてコールセンターに勤務。

元々販売職だったこともあり、Nさんは対人業務そのものに苦労は感じませんでした。

しかし、当初聞いていたよりもクレーム対応に多くの時間を割くことになり、拘束時間も予想以上。

疲労とストレスに悩まされながらもしばらくオフィスワーク経験を積んだNさんは、事務転職へ向けた活動をスタートしました。

自分と市場の状況を見つめ、条件をブラッシュアップ

Nさんが当初希望していたのは、ブランドショップ店員時代の経験が活かせるファッション・雑貨業界。

また、コールセンターのクレーム対応業務で大きなストレスを感じたため、「電話対応がない仕事」という条件でキャリアカウンセラーに相談しました。

しかし当時はコロナ禍真っ最中で、競争率が高くなりがちな未経験からの事務転職は難しい状況でした。

さらに対人業務が絡まない入力作業や書類整理のみとなると、DXが進んで自動化されてしまい、将来性に不安がある……といった説明をカウンセラーから受けたNさん。

納得したNさんは、もう少し業界を広げて探すことにしました。

電話対応についてもクレーム対応のイメージが先行していただけで、電話で人と話すことそのものが嫌なわけではないと気づき、シンプルに事務職という条件で考えることに。

・まずは先入観を捨てて、求人や企業について調べてみること。

・面接を通して自分を企業に知ってもらうだけでなく、企業について深く知ること。

これらを意識することで、Nさんの転職活動は無事軌道に乗りました。

条件の絞り方や求人探しでお困りの方はキャリオプに相談！

転職活動を始めた当初は自己応募のみで進めていたNさんですが、絞り過ぎたが故に応募できる件数が少なく、書類選考をなかなか突破できずにいました。

そもそも膨大な求人の中から自分に合うものを探すには大きな手間がかかります。

転職に興味はあるものの、踏み出す気力と体力がない……という方はぜひキャリオプにご相談下さい。

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