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答えにくい面接の質問対策講座③ 「コミュニケーションで課題を感じたことはありますか?」

ディスコミュニケーション

面接を含め選考においては、自分の強みや成功体験をアピールするのが基本です。しかし、採用担当者から短所や失敗談に関する質問をされることもよくあります。

短所についての率直すぎる回答は、ネガな印象を与えかねません。前向きな捉え方をしてもらえるよう工夫をする必要があります。

本シリーズではそんな答えにくい質問について、質問の意図や回答の作り方について解説します。

3回目で扱うのは「コミュニケーションで課題を感じたことはありますか?」です。

職場でありがちな人間関係の悩みへの姿勢を見る質問

離職理由で少なくないのが「人間関係トラブル」です。転職で環境を変えるのは、有効な解決方法のひとつでしょう。

しかし、新しい職場でも大なり小なりの人間関係トラブルに遭遇するリスクはあります。採用側としては、「合わない人がいたのでまたすぐ辞めます」と言われてしまうと困ってしまいます。

この質問の意図は、コミュニケーション上の課題を解決するためにどんなアプローチができるかです。

採用担当者は、互いに歩み寄る、仕事のやり方を変える、社内での配置換えなどなど、自分なりに工夫し解決への努力ができるかを知りたいと考えています。

仮に人間関係で大きなストレスを感じた経験がなくとも「ないです」だけでは回答として不足しています。

「問題が起きないように工夫していた」「軽い違和感がありこう対応した」など、前職でのエピソードを交えて話せるよう準備しておきましょう。

回答例. 基本的なあいさつや声掛けをしっかりやった

「前職の同僚で、無口でそっけないタイプの人がいました。あいさつをしても返してもらえないこともあり、最初は少し苦手に感じていた部分もありました。

しかしあまり深く気にし過ぎないようにして、いつも自分から元気にあいさつをし、ちょっとした声掛けなども欠かさないようにしていました。

そうしていると、徐々に心を開いてくれたのか、向こうから笑顔が返ってくるようになりました。

最初から良好な関係を築けない場合でも、根気よく誠実な態度を取り続けることが大切だと考えています」

愚痴っぽくならないように注意!

前職の人間関係でとてもいやな思いをしていた場合、つい感情的になってしまうかもしれません。

しかし、採用側が知りたいのはあくまであなたの対応力、コミュニケーションスキルです。なるべく感情的な要素を省き、相手の悪口と受け取られる言い回しはさけるようにしましょう。

こういったネガティブな内容はとっさに上手な回答を作るのが難しいため、事前に考えておくのがオススメです。

ぜひ、他の答えにくい面接の質問対策講座シリーズもあわせてチェックしてみてください!