キャリオプの就職・転職ガイド

「憧れの業界について知りたい」「求人情報の見方がわからない」
「職務経歴書のまとめ方を教えてほしい」...
転職に関する悩みを解消するさまざまな記事を掲載。
転職活動を始める前に、目を通してみてください。

5分で完了!

転職サポート申し込み

なるほどなっとく自己分析講座② 今スグできる自己分析法

転職成功のために欠かせない自己分析。前回は、そもそもどうして自己分析が必要なのかをご説明しました。もしもまだ最初の記事を読んでいない方は、自己分析を始める前に要チェック!もう読んだという方は、自己分析へ向けたマインドセットは出来ているはず。今回はいよいよ、具体的な方法について解説します。

「未来」の自分を計画し、転職の目的を決めよう

自分自身を分析する、といっても漠然とし過ぎて自分のどこを見ればいいのかよくわかりませんよね。そこで、「過去の自分」「今の自分」「未来の自分」にわけ、それぞれについて考えていきましょう。

では過去から順に……とやっても構わないのですが、3つのうち最初に手をつけるのは「未来の自分」がオススメ。何故なら、未来についての分析は「転職の目的」をハッキリさせ、転職活動全体へのモチベーションアップに役立つからです。 未来についての分析では、3年後、5年後、10年後などある程度期間を区切って、自分がどうなりたいかを考えます。例えば「年収は○○万円」「部長に就任する」「○○の仕事をしたい」などです。この時、それぞれの目標について「できたらいいなと思うこと」「実現できそうなこと」「絶対にやるべきこと」のどれに該当するかも分類してみましょう。

また、3年後など短いスパンでの目標は立てづらいと感じる場合、5年後、10年後の目標から逆算して、3年後にはこれを達成する!と決めるとやりやすいです。転職はあくまで描くキャリアを実現する手段、ここで目的を明確にすることで、自然と転職先に求める条件も見えてくるはずです。

「今」と「過去」から自分のアピールポイントを発掘!

「今」の自分についての分析は、自己分析と言われて多くの人が思い浮かべるような、自分の性格や興味についての考察です。志望動機や自己アピールを整える際に必要な情報なので、仕事の場において自分はどんな人間か?を中心に考えましょう。得意なことと苦手なこと、チームで働くのが好きか、自分の仕事に集中したいタイプか、同僚からどんな人だと見られているか、などなど。仕事の中で立ち位置が変わっていくこともあるので、直近をメインに分析しましょう。

最後に「過去」の自分について。ここでは職務経歴書に書くような、自分のキャリアやそこで身につけたスキルについて書きだします。携わった業務やプロジェクト、そこでどんな成果が出たか、自信の成長につながった所などを、できるだけ具体的に、数字を交えて時系列順にまとめましょう。過去についての分析は、客観的に見た自分の市場価値を明らかにし、企業への自己アピールに説得力をもたせてくれます。

さて、ここまでの内容をふまえればある程度自己分析を行うことができるはずです。「なるほどなっとく自己分析講座」はここで一区切りとなりますが、転職ビギナーで自己分析にも不慣れという方向けに、番外編として「ここに注意の落とし穴編」の作成を予定しています。よろしければあわせてチェックしてみてください!

「就職・転職の基礎知識」の記事を見る