キャリオプの就職・転職ガイド

「憧れの業界について知りたい」「求人情報の見方がわからない」
「職務経歴書のまとめ方を教えてほしい」...
転職に関する悩みを解消するさまざまな記事を掲載。
転職活動を始める前に、目を通してみてください。

5分で完了!

転職サポート申し込み

面接でよくある質問対策講座① 「あなたにとって仕事とは?」

面接で必ず求められるのは、志望動機や自己PRですが、他にも定番の質問がいくつかあります。なかには、いきなり聞かれると戸惑ってしまうものもあるので、事前に対策しておいて、本番で慌てないようにしましょう。

「面接でよくある質問対策講座」の第1回は「あなたにとって仕事とは?」。抽象的で答えづらく感じられる質問ですが、聞き手の意図と対策についてわかりやすく解説します。

仕事に対する価値観や姿勢を問う質問

「あなたにとって仕事とは?」という質問で面接官が聞きたいのは、仕事についての価値観や姿勢です。本音としては、生活やお金のために働かなければならないとしても、仕事に向き合うスタンスを返すようにしましょう。

自分なりの確固たる価値観があれば、率直に語ってもよいのですが、より強くアピールしたいなら、志望企業の社風に合わせた内容にするのがベターです。事前に企業の採用サイトをチェックし、企業理念や先輩社員のインタビューなどを読んで、仕事に対してどんな姿勢で取り組んでいる人が多いのかを把握しておいてください。

話す内容は、ポジティブが基本です。仕事を通して身に付けたいこと、数年後に実現したいことを軸に考えてみましょう。

テーマを決めて、なるべく具体性を持たせる

模範回答のひとつに、「企業や社会に貢献すること」がありますが、それだけだと抽象的すぎるので、面接官の納得は得られません。「私にとっての仕事とは、社会に貢献することです」と最初に結論を述べた後、そう考えるきっかけとなったエピソードや、志望企業での仕事を通して実現したいことを添えると、その会社で働きたいという意欲が伝わりやすくなります。

事務職やコールセンターなどの仕事なら、人の役に立ちたいという思いが伝わるといいのではないでしょうか。前職で、自らの仕事に感謝されてうれしかったエピソードなどを交え、「自分が所属する部署が円滑にまわるようにサポートしていきたい」「顧客の悩みや要望に寄り添って力になりたい」などと仕事への意欲を語れれば、あなたに対する評価は高まるはずです。

ここで挙げたのは、あくまでも例です。面接を受けた企業の社風や仕事内容にマッチしていれば、テーマは何でも大丈夫。最初に結論を話したうえで、具体的かつポジティブな内容でまとめてください。志望動機と重なったとしても、一貫性があるというアピールになるので、とくに問題はありません。

いきなり聞かれると答えづらい「あなたにとって仕事とは?」。自分なりの答え方がイメージできましたか?仕事に対する姿勢を問われていると理解したうえで、できるだけ具体的に話すよう心がけましょう。

「就職・転職の基礎知識」の記事を見る