キャリオプの就職・転職ガイド

「憧れの業界について知りたい」「求人情報の見方がわからない」
「職務経歴書のまとめ方を教えてほしい」...
転職に関する悩みを解消するさまざまな記事を掲載。
転職活動を始める前に、目を通してみてください。

5分で完了!

転職サポート申し込み

「販売職からコールセンターに転職」効果的な志望動機の伝え方

コロナウイルスの感染拡大以降、販売や接客の仕事が減ってしまいました。販売系の求人を探しても、自分の条件に合うものがなく、応募に至らなかった経験がある人が増えているようです。販売経験がある人、接客スキルを活かしたい人は、電話やメールでお客様に対応するコールセンターの仕事はいかがでしょうか。今回は、販売職からテレフォンオペレーターやカスタマーサポートへの転職をめざす際に必要な「志望動機の伝え方」について解説していきます。

インバウンド系コールセンターの場合

コールセンターは、大きく分けるとインバウンド系とアウトバウンド系の2種類があります。インバウンドは、お客様からかかってくる電話を受ける仕事。問い合わせ対応やカスタマーサポート、サービスの予約や加入受付などがこれに含まれます。アウトバウンドは、こちらから架電してお客様に商品やサービスをおすすめする仕事。以前は電話が大半でしたが、最近はメールやSNSを通じてアプローチする仕事も増えています。

インバウンドもアウトバウンドも、お客様の納得を得られれば商品やサービスの利用につながるので、販売・接客のスキルを充分活かせます。対面でお客様とコミュニケーションしてきたという経験は、志望動機にもPRポイントにもなるでしょう。インバウンドは、困っている人をサポートしたり、サービスの使い方を説明したりするのが主な業務なので、「前職は販売で、人の役に立っている実感を得られる仕事がしたい」というトークは説得力があります。

さらに、「立ち仕事を続けていくのは難しいと思った」「コロナウイルスの感染拡大によって、対面でない仕事に切り替えようと考えた」など、コールセンターである理由をプラスすれば立派な志望動機になります。これらをベースにしながら、それぞれの企業の特徴をふまえて「御社で働きたい理由」をポジティブに伝えるといいでしょう。

アウトバウンド系の場合

アウトバウンド系のコールセンターでは、電話を通じて営業活動をしたり、アポイントを取ったりするのが主な業務です。自分から電話をかけてアプローチするので、コミュニケーション力が高い人材が求められます。

販売職からの志望動機として、まず考えられるのは「お客様のニーズを汲み取って、積極的に提案をするスキルを磨きたい」。販売職として基本的な接客スキルは身に付けたので、さらなるステップアップをめざして営業力を高めたいという人は、アウトバウンド系コールセンターに向いています。

また、アウトバウンド系のコールセンターは、成果を反映させたインセンティブがあるケースが多いようです。インセンティブに注目して、「自分のがんばりが、わかりやすく給与に反映されるのが魅力」と志望動機を伝えるのもよいでしょう。給与の話を面接でするのはよくないのでは?と思われるかもしれませんが、意欲があることをアピールするためなら、むしろ好印象につながるはずです。

お客様とコミュニケーションをとる仕事がしたいとアピールした後は、インバウンド系と同様に「コールセンターでなければならない理由」「御社でなければならない理由」をはっきり伝えましょう。志望動機をしっかりまとめて、採用担当者にあなたの熱意が伝わるようにしてくださいね!

「就職・転職の基礎知識」の記事を見る