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今更きけないヨコ文字言葉③ 「プライオリティ」「ブランディング」面接官の話を正しく理解できていますか?

転職活動に、知らないヨコ文字が出てきて一番困るのはどんなタイミングか…恐らくは面接本番中ではないでしょうか。企業研究の最中であれば、とりあえず検索して意味を調べればなんとかなりますが、まさか面接中にスマホを取り出して調べるわけにもいきません。
かといって、知ったかぶりで返答して話がかみ合わないのも困りますよね。というわけで、今回も今更聞けないヨコ文字講座ではビジネスの場でよく使われるヨコ文字について解説します。ヨコ文字好きな面接官に当たっても堂々と受け答えできるよう、しっかり読み込んでおいてください。
高い?低い?「プライオリティ」
プライオリティの高いものから対処する、といった文脈で使われる「プライオリティ」。元は英語で優先順位を意味する「priority」で、ビジネスヨコ文字としての意味もそのままです。
前後につく形容詞もほぼ「高い」か「低い」かの二択なので、あまり解釈に悩むことはないでしょう。日常生活で優先度のことを「プライオリティ」と言う機会はあまりないと思いますが、ビジネスシーンではそれなりの頻度で出てくるので意味だけ覚えておいてください。
意外と意味が広い「ブランディング」
ファッションやその他さまざまな商品について「ブランド」という言葉は日常的によく使われます。だから「ブランディング」と聞けばなんとなくの意味はイメージできるのではないでしょうか。
ブランディングとは、単に認知度を高めるといった意味に留まる言葉ではありませんし、必ずしも高級な製品・サービスだけに適用されるものでもありません。
ブランディングは、自社あるいは自社の商品について、「この会社(商品)といえば○○」といったイメージを形作っていくことを指しています。ターゲット顧客が「こんな製品・サービスが欲しいな」と考えた時に、「ならあの会社を選ぼう」とつながるようになればブランディングの成功と言えるでしょう。
ですから、「手ごろな価格」「いつでも手に入る」といった一般用語の「ブランド物」からは遠いイメージも、ブランディングにおいては取り入れるべき概念のひとつです。
因みに、一緒によく聞く言葉に「マーケティング」や「プロモーション」がありますね。マーケティングは製品・サービスを売るための戦略を立てたり、実行したりすることなので、イメージ作りに主眼を置いたブランディングとはやや方向性が異なります。
「プロモーション」は販売促進活動であり、より直接的に売上向上を目指す活動全般を指します。実際に広告を出したりイベントを行ったりと、ブランディングやマーケティングをふまえた具体的な広報活動がプロモーションです。
これらの違いをなんとなくでもわかっておくと、面接官への逆質問などで話をよりスムーズに理解できるでしょう。