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今更きけないヨコ文字言葉② 「コミット」「ダイバーシティ」企業理念でよく見るこれって?

ペーパークラフトの握手するビジネスパーソン

企業研究をしようとWebサイトを見ていると、事業内容や企業理念などの説明でさまざまなヨコ文字言葉を目にします。企業について正しく知るためには、それらの意味を正しく理解しておく必要があります。

ストレスなく企業分析できるようになるために、企業のWebサイトでよく見る言葉をチェックしておきましょう。

さまざまものに「コミット」

顧客満足、目標、結果……仕事ではあらゆるものに「コミット」することが求められます。コミットは英語の「commitment」(コミットメント)を略したもので、「達成を約束する」「積極的にかかわっていく」といった意味合いで使われることが多いです。

仕事でやるからには、努力だけでなく結果が求められるもの。求められる成果に責任を持って関わること、目標のために必要な努力をする意志があること、を表現する言葉として「コミット」が多くの場面で使われています。

派生語として「フルコミット」という言葉があります。コミットの持つ意味合いをより強調し、「全責任を負う」「(目標のために)最大限努力する」といったとても強い意気込みや、プロジェクトの初期段階から全面的に関わるといった意味を表す言葉です。

対して、「オーバーコミット」はネガティブな意味を持つ派生語です。過干渉、越権行為など、本来の業務範囲を超えて余計なことをしてしまうケースを表しています。

なお、IT業界では専門用語として別の意味合いで使われることがあるので、IT業界について調べる際には文脈に注意しましょう。

世界中で重視される「ダイバーシティ」

ここ数年、「ダイバーシティ」という単語を耳にする機会が大幅に増えたのではないでしょうか。英語の「diversity」をカタカナ読みにしたもので、意味もまったく同じ「多様性」です。

ビジネスシーンでは、とりわけ働き方や働く人の属性に言及する場面で使われることが多くなりました。最初にダイバーシティを重視する動きが強まったのはアメリカと言われています。人種や宗教などに関わらず採用・昇進の機会を得られるようにと活動が広がっていきました。

日本でも性別や価値観、ライフスタイルは人それぞれ、という風潮が強まり、労働人口が減少する少子化社会の中で有用な人材を確保しようと企業も対応を進めています。自分が社会的にマイノリティに属すると考える場合、企業のダイバーシティに対する考え方、つまり企業風土は働きやすさに大きく影響するでしょう。

Webサイトの企業理念や先輩社員インタビューは企業風土を知るために大事な情報です。転職してからのミスマッチを防ぐために、しっかりチェックしておきましょう。