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今更きけないヨコ文字言葉① 「OJT」「B to B」アルファベットは何の略?

アルファベットのつみき

ビジネスの場ではさまざまなヨコ文字言葉が使われています。日常生活ではなかなか耳にしない言葉もたくさん!「意味がよくわからないけどけど、今更は聞きづらい…」そんなビジネス用語の中から、今回はアルファベットを並べた単語をいくつかピックアップしました。

言葉の意味をしっかり覚えて、企業のWebサイトや面接官の話を正しく理解できるようになりましょう!

OJT研修の「OJT」とは

最初に解説するのは「OJT」について。求人で研修について言及する際の頻出ワードですよね。OJTは英語の「On the Job Training」、オンザジョブトレーニングの頭文字3つを並べた単語です。

意味は、実務を通した職業訓練。先輩や上司といった指導役の社員と一緒に、実際の業務を行いながら仕事を覚えるトレーニングや研修の過程を指しています。

企業では新しく入った社員に対し、数日~数週間の座学と合わせてOJTの研修を行うケースが多いです。言わば見習い期間なので、独り立ちした際に困らないようしっかり業務の流れを身につけましょう。

「B to B」と「B to C」の違いって?

企業の業態について説明する際や、営業職・販売職の仕事内容に言及する際によく用いられるのが「B to B」や「B to C」といった表現です。このふたつは対になる言葉なので、一緒に確認しましょう。

「B to B」は企業間取引(business to business)の略です。ある企業について、「うちの事業はB to Bで~」と言われた場合、その企業の顧客は企業・法人であるということですね。

「B to C」はbusiness to customerの略で、個人消費者を主な顧客としているという意味です。例えば、プライベートで利用するスーパーやコンビニ、飲食店はB to Cの企業に当てはなります。

企業のお客様は、必ずしも法人顧客か個人顧客のどちらか一方とは限りません。企業からの大口の受注をメインにしつつ、一部では個人顧客に対応するメーカなどもあります。

ひとつの企業の中でもビジネスのかたち、ターゲット客が異なる事業があります。「B to B」は法人向け取引、「B to C」は個人顧客対象の取引だと理解して聞けば大丈夫です。

英語の略語が使われる理由は?

ところで、どうして一見しただけでは意味のわからない英語の略語が使われるのか、疑問に思ったことはないでしょうか。英語の頭文字を取る略語は、単にカッコイイから……ではなく、間違いなく簡潔に伝えることを目的に用いられています。

先ほど紹介したOJTを例に取ると、「On the Job Training」と英語で書くのは煩雑。日本語で「実務を通した職業訓練」と書くのも長々しいですよね。「OJT」の3文字で意味するところが伝われば、確実で誤解も生まれません。

ビジネスの場ではあらゆる場面で正確さと効率が求められるので、英語の略語が導入されたのも理にかなっていると言えます。慣れないうちはわかりづらく感じるかもしれませんが、意味と一緒に覚えるとラクチン。かっこよく、使いこなせるようになりましょう!