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「コロナ禍の影響で今いる業界に不安がある」「やりたい仕事がある」「自分に合った仕事ができる会社に転職したい」と考えている第二新卒の方は、今のうちに求人をチェックしておきましょう。

コロナ禍が完全に収束する見通しは立っていないものの、感染拡大が落ち着いてきたこのタイミングで、中途採用の再開に踏み切る企業が増えてきています。今回は、第二新卒転職がチャンスといえる理由について解説します。

実質新卒と同じ扱いで採用を行う企業も

第二新卒に明確な定義はありませんが、一般的には新卒就職から1～3年程度の人材を指します。若い人材を育てる意向がある会社が、ポテンシャル採用枠として第二新卒を積極的に検討するケースが増えており、最初の就職がうまくいかなかった人たちがトライするチャンスとなっています。

とはいえ、大学卒業前に就職活動をする新卒とは明確に区別されており、基本的には新卒の求人に第二新卒は応募できません。しかし、最近は春の新卒採用とは別に秋採用を解禁として、第二新卒も応募OKとする企業も出てきています。

これまでは、企業が第二新卒を採用するメリットとして、「社会人経験があるので、ゼロからビジネスマナー等を教えなくてもいい」ことが挙げられていました。しかし今は、新卒との同時採用の場合は同じ研修を受けられることもあります。企業が採用のルールを変える背景には、人手不足があります。年を追うごとに採用の難易度が高まり、新卒採用や即戦力採用だけでは、ほしい人材を確保できない企業が増えているのです。

今後はますます第二新卒の採用が活発化

こういった企業の動きに対して、第二新卒の求職者の転職意欲も高まっています。コロナ禍の影響で新卒採用を縮小した企業が多く、高卒・大卒のときに満足いく就職ができなかった人が増えているのも理由のひとつです。現在勤めている会社の業績が悪化し、将来性に疑問を抱く人もいるでしょう。

加えて、「人間関係がうまくいかなかった」「他の仕事をしたくなった」という理由でて第二新卒転職に挑む人もいます。企業と求職者の意欲がともに高まっているなかで、第二新卒の転職における求人は量・質ともに充実していくでしょう。とりわけ増えそうなのは、事務や営業、販売、コールセンターなど未経験からでも活躍する人材が多い職種の求人です。

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