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キャリアカウンセラー奮闘記

転職後のミスマッチはこれで防げる! 入社前に企業に確認すべき3つのポイント

指をさす女性

せっかく転職したのに「こんなはずじゃなかった!」とならないためには、選考の段階で企業についてよく調べることが重要です。業界・職種に関して調べるだけでなく、面接を受ける企業についても、しっかりリサーチしておきましょう。面接は、人事担当者が採用の可否を判断するための場ですが、仕事を探している人が転職先候補について確認する場でもあるのです。

昇進や昇給の具体的な条件とは?

仕事をするうえで、無視できないのが給与の問題です。最終的に雇用契約書をチェックするのは当然ですが、そこに書いてあるのは入社時の給与です。

求人の給与欄や福利厚生欄を見ると「昇給あり」といった言葉があります。同じ「昇給あり」でも企業によって昇給額や条件が違います。求人情報に詳細な昇給条件まで記載している企業はあまりないので、面接などの機会に質問しなければわからない情報です。

お金の話をするのは気が引けるという方もいるかもしれません。それでも、入社してから不満を抱えるくらいなら思い切って尋ねてみましょう。「御社に貢献し、昇進・昇給という形で認められたい」などポジティブな気持ちを一緒に伝えれば、悪い印象にはならないはずです。

会社の風土や雰囲気、人間関係は?

会社の理念については、企業サイトなどで事前に調べておけばわかります。サイトに載っていないのは、社風や職場の雰囲気、人間関係などの情報です。飲み会の頻度、年齢層、新卒と中途入社はどちらが多いのかなどの情報は、聞かなければわかりません。

あるいは仕事はチームで行うのか、チームは何人くらいの規模なのか、異動や転勤はどれくらいあるのかといったことが気になる人もいるでしょう。最近は、テレワークを導入している企業も多いので、在宅勤務を認めている場合はワークスタイルやコミュニケーションツールについて確認しておくといいでしょう。

業務内容も詳細に確認を

業務の内容については、求人情報に記載されていますが、「実際に働いてみたらイメージと違った」というケースがないわけではありません。「対人業務がやりたかったのに、その機会があまりなかった」「○○の資格やスキルが活きると思ったけど、求められるレベルではなかった」などのミスマッチを防ぐため、やりたい仕事や活かしたいスキルについては積極的に質問しましょう。

これらの質問に対して、企業がどれくらい正直に答えてくれるのか?と疑問に思われる方もいるかもしれません。しかし、実際に聞いてみると、多くの人事担当者が丁寧に応えてくれるはずです。

企業もミスマッチを防ぎたいと考えており、求職者からの質問に対して必要以上によく見せようとすることはほとんどありません。的確な質問は、企業に対して本気で興味を持っているという評価になります。落とされるかもしれないと遠慮したりせず、気になることはしっかり聞いておきましょう。